梅雨入りしましたね

 5/31〜6/4
24候   麦秋至
(ばくしゅういたる)(むぎのときいたる)


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例年になく、早い梅雨入りでした(^_−)−☆
雨音の静けさと灯屋のお庭の緑と一緒に
午後のひと時をいかがですか
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

麦秋とは、麦の穂が実り
麦にとっての収穫時期を迎えた、初夏の頃をいいます。
季節の秋という意味はあまりないようです。
麦秋は、梅雨がやってくる前の
畑一面が、黄金色になる
一瞬の輝きとされています。
これを、麦秋と呼んだところにも
日本人の感性を感じますね(^_−)−☆
東海地方は、早くも梅雨入りしてしまいましたが
北の大地では、
この一瞬の輝きを見る事が出来るのかもしれません
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

麦秋にまつわる俳句をご紹介
麦秋や何に驚く屋根の鳥"与謝蕪村
雨二滴日はてりかえす麦の秋"高浜虚子
麦秋や葉書一枚野を流る"山口誓子

黄金色に輝く麦と、茎の緑、
透き通る空の青が目に浮かぶようですね(≧∇≦)

written by もかまたりー


ヤマボウシ

 5月26日〜30日

二十三候「紅花栄(べにばなさかう)」

毎日夏日が続き照りつける日差しはすっかり夏のようです

その分木陰の涼しさは心地よくお店の外の席は庭の深まっていく
緑の木々たちを眺めながらお茶ができるとあってお客様にも
喜んで頂いています

そんな外の席に座ると目に入ってくるのが「ヤマボウシ」の木。
大きく育ちました。

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真っ白い花びらが印象的なヤマボウシですがずっと花と思っていた
白い部分は実は「総苞」と呼ばれる部分で本当の花はその中心にある
黄緑色の小さな塊だったのです。

毎年見てきたのに・・・びっくり

もうしばらく楽しめそうです

written by マンデリン


さくらんぼの実

 5月21日 小満

初候
5月21日〜5月25日
蚕起桑食(かいこおきてくわをはむ)

野山で咲き誇っていた花々がひとつ、またひとつと名残惜しそうに花びらを散らしています。
散った花びらは必ず実を結び、生命の営みをあちらこちらで見かける「小満」の頃。

眠っていた蚕は目を覚まして桑を食べ始め、紅花が咲き、田植えの準備が始まります。

花で楽しませてくれた桜も、五月になると実を結ぶ。食用のさくらんぼがなる実ザクラとは違って、桜の花につく実は小さくてちょっとばかり、地味な感じ・・・。
美しい花を咲かせるために、ありったけの力を振り絞ってしまうのかしら?
だからやっぱり桜は美しい!  なるほど・・・。

先日お客様に、お庭でなったというさくらんぼをいただきました。
もう美しいのなんのって!
ツヤツヤ プリプリ
自宅のお庭でもこんな美しいさくらんぼができるんだと!
それも佐藤錦みたいな・・・。
私もさくらんぼ作りにトライしてみようかな・・・。
そしたら毎年五月になると、こんなに美しい実のさくらんぼに出会えるはず。
なんて 心の片隅で思ってみました・・・。


お話は変わり・・・

5月のおすすめはトライフル!

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今の季節、5・6月は『柑橘のトライフル』となっています。

みずみずしいオレンジとグレープフルーツ、それにさっぱりとしたチーズクリームがとても良く合います。

アクセントに入ったキウイのジャムもとってもグッド!


白と橙の見た目にも爽やかな柑橘のトライフル、どうぞご賞味あれ!


コロンビア スプレモより


2013年 ダージリン再開!!

 

5月16日〜 5月20日 七十二候 立夏/末候

竹笋生(たけのこしょうず)

タケノコが出始める。

旬の時期をはずすと成長の早いタケノコは竹になって食べられなくなります

そこで1カ月を10日ずつ、上旬・中旬・下旬の3つに分ける意味の「旬(じゅん)」に竹カンムリをつけて

「筍(たけのこ)」という漢字をあてたのが筍の字の語源らしいです

日本ってすばらしい


さてさて、灯屋ではおまたせしました

旬のダージリン、2013年ファーストダージリン入荷しましたtea1st.png

今回のファーストダージリンはハッピーバレー茶園の歴史ある茶園でダージリンの町に隣接する

標高2,000mに位置し、その複雑な地形と土壌によりアロマティックなダージリンティーが

作られています。

特徴としましては、透明感のある黄色い茶液からは若草のような繊細な香りが漂います

渋みは極めてわずかな為、じんわりとした甘み・良質な酸味・うまみを感じることができます

最後まで優しい余韻も感じられ、女性的で高貴なファーストフラッシュです。


この機会にぜひ、旬のダージリンをおためしください


From  グァテマラ


夏の気配


いやはや…本日(5月9日)は…

あつかったですね…

_(-ω-`_)  )_

春がやたら焦らすな…と思っていたら…
夏が
という感じでしたね…いやはやびっくりです…

そんな夏の足音が聞こえはじめた5月、明日からは

立夏 次候
蚯蚓出
(みみずいずる/5月10〜14日)

です!

ミミズが出てくる頃だそうです!
以上です!

…いえいえ、ここで終わりなんてそんなまさか
ミミズのことはまあ良しとして。

灯屋のお庭に新緑の美しい時期がやってまいりました。

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端午の節句とともに旬のブレンドも切り替わり、
深緑ブレンド」となります。
こちらは深緑、と書いて「しんりょく」と読みます。

みずみずしい若葉が
これからの陽光を力一杯浴びてその緑を深めていくように、
軽い口当たりながらも
まろやかで深みのある後味が特徴のブレンドです

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この時期にだけ登場する
薄紅の苧環(おだまき)のコーヒーカップ
も、ぜひ見に来てくださいネ。
このカップで旬のブレンドが出されたら…
その日はきっと1日ハッピーにすごせますよ

最後に…
この写真を撮っていて発見しました。

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なんじゃもんじゃ、満開です。

from ココア :-)







鯉のぼり



 第19候 夏の気始めて立つ

夏立つ日で、暦の上ではこの日から立秋までが夏。
野山に新緑が目立ちはじめ、風も爽やかになって、
いよいよ夏の気配が感じられるようになります。

第20候 蛙始鳴(かわずはじめてなく)

カエルが初めて無く季節をいいます。
この鳴き声はカエルが冬眠から覚めて鳴き始めるというより、
春になって、雄のカエルが雌のカエルを呼んでやかましく鳴くことを言います。

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5月5日は「こどもの日」「端午の節句」とも呼ばれています。
古代中国発祥の厄払いの行事です。
5月は雨期を迎えることから、病気や厄払いの祓いは大事なこととされ、
この時期盛りを迎える菖蒲や蓮で邪気払いをしていたそうです。

日本には田植え月の5月に
「5月忌み」という日本古来の行事をもともととしていました。
ちなみに日本で田植えは神聖な行事とされていて
早乙女(若くて清らかな女性)がするものでした。
この行事はその後中国からの端午の節句が結びつき、
早乙女は菖蒲や蓮で邪気を祓って
神聖な存在になってから田植えを行うようになりました。
つまり、もともと女性のためのお祭りだったんですね。

その後、日本は鎌倉時代へと突入し、
武士の力が強くなると同時に「菖蒲」が「尚武」「勝負」へと変化し、
だんだんと日本では男の子の成長を祝う日として有名となっていったのでした。
鯉のぼりを飾るようになったのも江戸時代からで、
鯉が清流だけでなく、池や沼などでも生きていけるほどの
強い生命力があるということから出世魚と呼ばれ、
子どもの立身出世の象徴とされてきました。

「登竜門」という言葉も
急流な滝を昇りきることができた鯉が龍になるという中国の故事に由来しています。
「鯉のぼり」という形で青空を泳がせるという発想は日本人独特の感性だそう。
鯉のぼりは黒の真鯉がお父さん、赤い緋鯉がお母さん、は子ども達。
それ以外では黄色オレンジ色紫色など、
女の子や次男、三男のお子さんなどのために各色が出現しています。
5色の吹き流しは幼子の無事な成長を願って「魔除け」の意味で飾られました。
カラカラと回る矢車も同様な意味を待っています。
吹き流しは家を象徴していると考えられます。

written by アールグレイ


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