X'mas

 五十九候(11月27日〜12月1日)

朔風払葉(さくふうはをはらう

北風が木の葉を払いのけるという意味です。

赤、黄色と色づいて私たちを楽しませてくれていた木々の葉たちも
雨、風と共にどんどん落葉し、灯屋の庭も今では落ち葉のじゅうたんが
出来上がっています。
それはそれできれいですが色のない季節がやってくるのかと思うと
ちょっと切なかったり・・・。

でも灯屋の店内はその寂しさを忘れさせてくれるくらい賑やかにお客様を
お迎えしています。

そうです!!灯屋が一番灯屋らしく!?かわいく、ときめく、きらめく
クリスマスの季節です

まずはトナカイたちが皆様をお出迎え。
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そしてお店に入ればそこはクリスマス一色の温かい空間。
ゴールド一色の大人なツリーにサンタクロースもあちらこちらに。

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お手洗いはブルーを基調に店内とは全く違う雰囲気のクリスマスを
演出しています。

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BGMももちろんクリスマスソング
陽が落ちる頃にはジャズのクリスマスソングに変わり
大人なしっとりとした時間を楽しんで頂けます。

寒さもますます厳しくなります。
灯屋で華やかで心浮き立つ時間をお過ごしください。

written by マンデリン


青山渡展と新蕎麦の会

 小雪
第58候 虹蔵不見(虹かくれて見えず)
11月22日〜11月26日
寒さが進み、そろそろ雪が降り始める頃。


日差しも弱まり、虹が見えにくくなります。虹が出るには強い日差しと空中の水滴が必要です。そのため、夏の雨上がりや夕立の後に虹を見ることが多いのです。
冬になり、日差しも弱まってきたこの時期から虹はほとんど見られなくなります。


さて、只今好日舎画廊では、「青山度 陶展」を28日までやっております。
その一環とし青山度さんが灯屋で「新蕎麦の会」を開催しました。
そば粉から打たれ、だんだんと香り豊かな蕎麦が出来上がっていくその様子はまるで
ART・・。

打ち立て蕎麦はやっぱりサイコー!

そばの五平餅にそばがきのお善哉と蕎麦のフルコースを堪能させていただきました!
青山さんありがとう!!!

そして蕎麦打ち職人のHATANOさん
目隠しでのパフォーマンスもカッコよかったですよォ〜。
美味しい蕎麦TIMEをありがとう!


コロンビア・スプレモでした


♪りんご♪


11月17日〜11月21日

金盞香
<きんせんかさく>
水仙の花が咲き、香り始める頃


朝晩の冷え込みだけではなく、日中も冬の寒さを感じるようになってきましたね
皆様、風邪を引かないように、気を付けてくださいね〜

風邪予防や免疫力を高めるには、旬の食材を食べるといいと聞きますよね
そんな、今が旬の食材といえば・・・

りんご

りんごは、自律神経の乱れを正常に戻し、ストレス解消に効果的な果物だそうです。
また、美肌効果もあり、女性にとっては、この時期だけではなく、
1年を通して食べたいものですね
りんごに含まれる酸の中には、肩こり予防のものもあるとか・・・
寒さで姿勢が悪くなるこの時期の私には、是非とも必要な成分です

さてさて
「りんごを食べれば医者いらず」というように
健康維持にはぜひとも食べたい

りんご
それを使った、灯屋の紅玉りんごトライフル

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もう、お試しになられましたか
紅玉りんごは、アメリカ原産の200g程度の小玉なりんごです。
日本には、明治時代の初め頃に入ってきたと言われています

名前の通り、真っ赤なりんごです
酸味がしっかりとしていて、香りも活き活きとしているのが特徴です

そんな紅玉りんごを使ったトライフルは、
りんごの酸味を活かした、さっぱりとした口当たりに仕上がっていますよ


シフォンケーキとクリームの軽く、甘い口当たり

りんごのシャキっとした食感
ゼリーのサッパリとした味わい
これらが層になっているトライフルは
見た目も美味しい一品です

あたたかい珈琲、紅茶とともにぜひご賞味ください



written by  Lemon Mint





木枯らし


11月12日〜16日

 
地始凍(ちはじめてこおる)
「大地が凍り始める」などといった意味。


夜間の冷え込みもいっそう厳しく、冬になったことがはっきりと肌で感じられる時節です。

「凍る」は、水以外のものをいいます。「氷る」は、水が氷になることをいいます。
氷が端から端まで通して張ることを「凍る」といい、本来は、一部分がこおることを「凍る」といわないと思っておりましたら、最近では『広辞苑』なども、こおるとは「水分などが寒気にあって凝結する」ことをいい、現代ではふつう「凍る」と書いていいことになっているらしいです。
科学的には、水がこおって固体になる温度を「氷点」といいます。
凍に比べて、「氷」という文字は「崩」(ばさりとくずれる)に通じていて、言語的には同系とされます。氷の閨(こおりのねや)、月氷る(つきこおる)、鐘氷る(かねこおる)、 露氷る(つゆこおる)、腸氷る(はらわたこおる)、影氷る(かげこおる)など、いずれも一過性の「氷」ですね。
これに対し、「凍」は凍湖(とうこ)など、堅いイメージがつきまといますね。


さてさて先日は東京で木枯らし1号が発表されましたね。
木枯らし(こがらし)とは、日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことで、冬型の気圧配置になったことを示す現象であることです。
10月は30℃を超える時もありましたが、急に冬到来って感じですね。


夜間の冷え込みも厳しくなり冬になったことが、はっきりと肌で感じ取られる時期ですね。

灯屋の木々も紅葉が始まっています。
Cafeで珈琲を飲みながら木々を眺めるのもこの時期だけですので
ゆったりと過ごしてみてはいかがですか?


From グァテマラ


椿


11月7日 立冬
 冬の気が立ち始める。
いよいよ冬の始まりです。
今年も残すところあと2ヶ月とは…(・ω・`)

*****

11月7日〜11月11日
山茶始開
(つばきはじめてひらく)

椿が咲き始める頃だそうです。
この椿、あれ?と思った方もいるようですが、
山茶花、の字なんですよね。
どうやら山茶花という説もあるようです。
んん…?どっちなんだろう…?
と、言う事で少し調べてみました。

*椿と山茶花の違い*
(ざっくりと)

*山茶花の花は秋から、椿の花は初春から。(例外あり)
*山茶花は花びらがバラバラになって散る。椿は花ごと落ちる。
*山茶花の葉にはギザギザが目立つ。椿にはない。
*山茶花の葉の方が小ぶり。
*山茶花の方の枝や葉の根元には毛が生えている。

…これくらいでしょうか。
そう考えるとこの「山茶」は開花期からさざんかのような気もしますね。
んーー、どっちなんでしょう?
謎は深まるばかりです。

さて、山茶始開という暦に合わせて
灯屋にも少し早めの椿が活けてありました。

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これは野々市というそうです。

ココアはもう、十重二十重のコテコテの八重咲きの花が好みなのですが、
一重咲きは一重咲きで清楚で可憐な感じがかわいらしいですよね。
こう、私にはない、「慎み」とか「清廉」みたいなものを感じます。
………精進します………(’ω`;;)

他にも

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こんなのとか

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こんなのとか
一足お先に椿柄のものが入ってきていました。
これから冬に向けてどんどん増えていきます。
…いいですよね。つばき。
日本の冬を象徴する花だと思います。
雪がちらつくほど寒い冬の朝、
あの真っ赤な花を見ると心の中がほわっと暖かくなる。
そういう、
日本人の心に寄り添って咲く花だと思います。


by ココア:-)

もみじ


第54候 楓蔦黄「もみじつたきばむ」

 紅葉(こうよう)は「もみじ」または「もみぢ」と読みます。

 黄葉(おうよう・こうよう)も同様に「もみじ」または「もみぢ」と読みます。 

霜や時雨の冷たさに揉み出されるようにして色づくことから
「揉み出づ」「もみづ」「もみじ」「紅葉」と転訛したといわれてます。
 
いよいよ紅葉狩りのシーズンです。
 紅葉をめでる習慣は平安の頃から始まったそうです。
 現在の「狩り」というのは「草花を眺めること」ですが、
平安時代には実際に紅葉した木の枝を手で折り、
手のひらにのせるという本当に狩ってしまう鑑賞方法もあったようです。
 
ちなみに、
もみじの葉がきれいな赤や黄色に変化する条件に
朝晩の冷え込みや霜が関係しています。
 朝の最低気温が10℃以下になると紅葉が始まり、
気温が低くなるほど色鮮やかになるといわれています。
朝晩の冷え込みがどんどん進んでますので、紅葉ももうあと少しですね。
 灯屋の紅葉もなかなか綺麗ですよ。
温かいお茶や美味しいケーキを味わいながらの紅葉狩りをお楽しみ下さい。

 written by アールグレイ

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